In 日本エシカル推進協議会

日本エシカル推進協議会は9月22日、神田駅近くのオーガニックレストラン「サスティナブルキッチンROSY」にて「エシカルサロンvol.4」を開催しました。
今回は、ソーシャルビジネスプロデューサー、株式会社ベイシアン COOの稲野辺 海 氏による「エシカル調査と Z世代のエシカル意識について」というテーマで行われました。
電通が、エシカル消費意識調査2022をインターネット調査で、全国2500サンプルを基に公表しましたが、稲野辺氏も前職で、この調査に携わっていたとの事で、詳細なお話をして頂きました。
 
調査結果ですが、エシカル消費の認知度については 「エシカル消費」の名称を知っている人は41.1%で、前回調査(2020年)から17.1%増加。
一方で、「意味まで知っている」人の割合は伸び悩み、理解浸透に課題があるとしました。
エシカル消費への関心度につては15.3%で、前回に比べ6.6%増加で、特に関心度が高いのが、前回同様男女16-24歳でした。
一方、エシカル消費の具体的な内容を知った後では、43.9%が日常生活に取り入れたいと回答。
特に関心度の高いZ世代を中心に、内容理解と行動へのきっかけづくりが必要であるとしました。
エシカル消費詳細に関する認知・共感・実施意向については、「食品ロス防止」が62.0%で前回調査に続きトップで、続いて「再生可能エネルギー」が60.3%で上位であるが、共感度と実施意向の差が最もある状況と語りました。
 
まとめとして、Z世代は気候変動等の中、不安定な生活を送っており、安心安全な情報を求めています。
インフレンサーや企業等の第三者情報より、身近な家族や友人などの情報が一番信頼できるとしており、この辺りにZ世代の対応の仕方があるのではないかと話をまとめました。

Recent Posts

Start typing and press Enter to search