先般行なわれました「エシカルサミット2018」において、3日間にわたる講演と議論を踏まえ、中原会長が以下のような「エシカルサミット2018宣言」(総括)を発表いたしました。これはその名称が示しますように、今回のサミットについての会長の個人的な総括ではありますが、閉会時に出席していた多くの参加者からは拍手をもって賛同の意をいただきました。
現段階では新会長から会員への呼びかけではありますが、それを単なる呼びかけに終わらせず、今後の具体的な活動につなげていきたいと考えます。そのため、今後さらにこの中味を精査し、会員の皆様のご意見を十分に反映させ、正式な手続きを踏まえた上で推進協議会としての方針にしていきたいと考えます。ぜひ皆様のご意見をお寄せいただき、また今後の議論にご参加いただければ幸いです。
「会長による「エシカルサミット2018宣言」(総括)」2018年7月6日
日本エシカル推進協議会会長 中原秀樹
1.エシカル調達をレガシーに
・2020オリパラを契機に、実現させよう!
・町がエシカル消費を宣言し、国を変えていくー
・徳島県のエシカル条例の動きを全国に!
・東京都にエシカル都市宣言を!
・公共調達をグリーン購入からエシカル購入へ
・エシカル消費の法制化の推進
2.対立から協働へ
・消費者の声をもっと
・黙っていたらアンエシカル
・科学者、市民社会、企業、消費者、行政、政府の協働
3.ネットワークの重要性 ローカルとグローバルをつなぐ
・エシカルな動きを日本中に広げる活動の推進
・ネットワークからアクションへ
・地球とのフェアトレード:フェアトレードタウン運動
・想像する力をはぐくむ消費者教育・エシカル教育の推進策-選択することの素晴らしさ
4.市民社会の役割を見つめなおす
・監視する-暴走しないように
・グリーンウォッシュ、エシカルウォッシュに注意する
・選ぶことが消費者の権利、権利を履行しないのはなぜか
・選ぶためのレーティング等情報の活用
5.ナレッジプラットフォームとしての役割
・日本エシカル推進協議会が、ナレッジプラットフォームとなる
・ワーキンググループを通じた協働