JEI副会長の足立直樹氏が講演、第3回エシカルサロンを開催しました

日本エシカル推進協議会は、7月21日の18時より、東京都港区高輪の自然食レストランkimitan house（キミタンハウス）で、第3回のエシカルサロンを開催しました。



今回は、JEIの足立直樹副会長が登壇し、「エシカルとネイチャーポジティブ～生物多様性が目指すもの～」という演題で講演しました。
生物多様性の喪失が、過去50年間で約7割減少しており、その原因の99.9％以上が生息地の破壊や乱獲、化学肥料による汚染、あるは気候変動など、人間の活動によって行われているいると語りました。
生物多様性は、私たちの生活と経済を支える基盤となっており、特に影響の大きいのが食品産業に関わる農業、畜産業、漁業で、今後は生物多様性に影響の少ない食品や環境負荷の少ない食品を選び、食品ロスを減らす事が大切です。そして自然（生物多様性）を増やすことが世界の目標（ネイチャーポジティブ）となっていて、その為に経済の変革も始まっていると話をまとめました。
懇親会では、有機食材をふんだんに使った料理で、動物性不使用にも関わらず、しっかりとした食べ応えと美味しいエシカル料理を味わいつつ、講師への質疑応答や名刺交換、自己紹介タイムもあり、活発な交流が行われました。

なお、今回のエシカル料理のメニューは下記の通り。

彩り野菜と2種ドレッシングサラダ／トロ茄子のサルサグリル／アボガドククンバロール／マッシュルームとクリームチーズを使ったビンチョス／ペペロナータのカナッペ／カブトセロリのピシソワーズ／ライクチキンオーバーライス／タルトタタン

以上